学校でのマウスガードの必要性
こんにちは戸塚そらいろ歯科です。
前回に続いて、マウスガードについて詳しく説明したいと思います。
今回は学校でのスポーツ等の部活動において外傷を予防する観点でお話したいと思います。
日本スポーツ振興センターの報告によりますと、学校での歯、口の外傷の件数が多いこと、そして障害見舞金の給付額が非常に大きいことがわかっています。特にスポーツにおける外傷は小学生から中学生、さらに高校生へと年齢が上がるにつれて重症化する傾向にあります。
マウスガードは、歯や口のけがの防止や軽減化を図ることが可能であり、スポーツ中の安全確保に役立ちます。
なぜマウスガードが必要なのか?
運動やスポーツ中の怪我により欠けたり、抜けたりした歯は、治療しても元の状態に戻すことが困難となります。
治療を受ける場合にも長い時間や費用がかかり、また何より歯の寿命が短くなる可能性も考えれます。これらの対策の一つとして怪我の発生する確率を低くすることができるマウスガードがあります。
マウスガードの効果
1歯への外傷が予防できます
2自身の歯によって唇や頬などを噛んで怪我をすることを予防できます
3顎の骨、顎関節への障害を軽減します
4自分の歯によって相手に怪我をさせることを防ぎます
5強い噛み締めによる歯へのダメージを軽減します。
また相乗効果として、安心感によりプレーに集中できたり、積極性が高まったり、筋力や瞬発力が向上したりすると言われています。
マウスガードが使用されているスポーツ
完全義務化 アメリカンフットボール、ボクシング、キックボクシング、総合格闘技、ラクロス、テコンドー
一部義務化 アイスホッケー、インラインホッケー、空手、ラグビー
推奨 モータースポーツ
許可 バスケットボール、硬式野球、柔道、ハンドボール
このようにマウスガードが必要なスポーツ競技は増えてきております。
戸塚そらいろ歯科ではマウスガードの製作も行っておりますので是非、ご相談ください。