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知覚過敏について

こんにちは!戸塚そらいろ歯科の丹羽健二郎です。

今回はこの時期、特に多いのが知覚過敏という症状です。

朝、歯磨きをしてビリッとするような経験は誰もがあると思いますが、これは象牙質知覚過敏症というものです。

 象牙質知覚過敏症とは、虫歯や歯の神経の炎症などがないにもかかわらず、歯みがきや飲食などの刺激で歯に一過性の痛みを感じる症状のことです。歯が痛みを感じる原因にはさまざまなものがあり、時には判別が難しいこともありますが、痛みは歯に刺激が加わったときに現れ、時間が経てば1分以内には消失することが特徴です。

 象牙質知覚過敏症では、歯の内側にある象牙質と呼ばれる層が露出し、刺激が歯の神経に伝わりやすくなることによって痛みが生じます。
象牙質が露出する原因にはさまざまなものがあり、歯の破折やすり減り、酸など歯が溶けやすい食習慣などがあげられます。
また、健康な歯でも加齢にともなって歯肉が下がることで根本部分に象牙質が露出するようになるため、年齢を重ねることで象牙質知覚過敏症になる割合は高くなります。

 象牙質には象牙細管という細かい無数の穴が存在しています。この象牙細管に水などが入ると、ビリッとするような痛み、いわゆる知覚過敏の症状を引き起こします。
症状が軽い場合は知覚過敏用の歯磨剤で治ることもあります。ただ、使い続けなければなりません。
知覚過敏用の歯磨剤には、知覚過敏に効く成分が2種類あり、硝酸カリウムと乳酸アルミニウムがあります。
硝酸カリウムには即効性があり、乳酸アルミニウムには持続性があります。
硝酸カリウムには刺激の伝達抑制の働きがあります。これによって、刺激を神経に伝わりにくくします。
乳酸アルミニウムには象牙細管の無数の穴を封鎖する役割があります。
この2種類の成分を配合することにより、象牙質知覚過敏症を効果的に防ぎます!

市販で売られているものは硝酸カリウムのみ配合されているものが多いです。
軽度の象牙質知覚過敏症であれば、継続して使い続けることによって効果は出てきます。
しかし、中度〜重度の象牙質知覚過敏症であると硝酸カリウムのみ配合の歯磨剤を使用していても症状の緩和はあまり見られません。
硝酸カリウムのみ配合の歯磨剤で効果が見られない方は硝酸カリウムと乳酸アルミニウムの両方が配合されている歯磨剤を使ってみてください。

 また、歯軋りによって歯の根元に力が加わり、エナメル質という表面がかけて象牙質が露出します。歯ブラシをすることによって、この象牙質が削れて神経までの距離が近くなり沁みることもあります。このような場合、白いプラスチックの材料でこの部分を詰めて、コーティングしたります。しかしながら、これはあくまで対症療法となり、原因となる歯軋りや噛み合わせの調整といった原因療法を行う必要があります。

戸塚そらいろ歯科では、知覚過敏症の治療も行っておりますのでご相談ください。

 

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